PEST分析とは?10年後のビジネスを予測するためのツール

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現在、技術革新が促進されるに従って、ビジネスやマーケティングのトレンドがめまぐるしく移り変わっています。オリジナリティ溢れるサービスやプロダクトを構築したからといって、決して安心はできない。競合が追加の機能を実装した商材をローンチすれば、自社のビジネスは古びてしまいます。

5年、10年先のマーケットの姿を見抜くのは難しい。しかし将来のビジネストレンドの兆候は、現在確実に顕れています。常に未来のビジネストレンドを見抜き、対応していくことで事業は長続きするでしょう。

今回はそんな兆候を逃さないために「PEST分析」をご紹介。4つの視点から「ビジネスのこれから」を予測しましょう。

 

 

PEST分析とは

PEST分析とはマクロ環境をキャッチすることでビジネスのこれからをキャッチするフレームワークです。「Politics(政治)」「Economy(経済)」「Sociaty(社会)」「Technology(技術)」の4つ頭文字をとって名付けられました。では、4つそれぞれについてご説明していきましょう。

 

1. 政治Politics

政治環境の変化はビジネスに大きな変革を与えます。特に規制が多い業界では政治の方向転換によって、ビジネスモデルがガラッと変わる可能性もあるでしょう。一見、政治家に振り回されているように感じるかもしれません。しかしこれはチャンスです。これまでは「規制があるから……」としょうがなく使っていたユーザーに新たな価値を提供でき、市場が開拓できていないサービスをスタートできる可能性があります。

例えば最近では民泊に関する法律が変わりました。「ホテル業で10室以上、旅館業で5室以上の空間が必要」という規制が撤廃されたのです。民泊業界には追い風になっています。

だから政治環境の変化には常に敏感でありましょう。法案提出の頃にはサービスを構築しMVPを設定、PMFに到達しておくことが理想です。施工日と同時にスタートを切ることで他社に先んじることができます。

MVPとは「必要最低限の機能を備えたサービスやプロダクト」のこと。これから自社がローンチする商材が本当に顧客のニーズに応えられているかを、低コストで仮定・検証するために役立ちます。

詳しくは以下の記事でご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

PMFとは「プロダクト・マーケット・フィット」の略で「自社のサービスやプロダクトが適切な市場でローンチされている状態」を指します。マーケティングの基礎として非常に大切な用語ですので、以下の記事からチェックしてください。

 

 

2. 経済Economy

経済動向も日々移ろっています。例えばアメリカでは現在貧富の差が広がっているという経済状況がある。そこに敏感に反応したのが資金融資などの事業を展開する「LendUp」です。資金力がない貧困層でも低金利でローンなどを組めるように、クレジット履歴だけではなく住所やSNSの利用状況などを鑑みて信用情報を登録するサービスを打ち出しました。ニーズに合致する事業によって規模を拡大しています。

 

3. 社会Sociaty

社会のトレンドにも敏感に反応しなくてはいけません。日本であれば少子高齢化によって労働人口が減っているが、高齢者は増えています。注目されているのは介護業界。2017年現在、介護人材は12万人不足しており、2025年には38万人も足りなくなるそうです。「子ども向けと高齢者向けのうち、どちらの事業を起こしたほうが得か」というと、断然後者でしょう。

また食の状況も変化しています。「健康食品」が流行っており、アメリカではベジタリアンをターゲットにした事業が展開されている。植物で作られたハンバーガーのパテが流行っているようです。嗜好性も含めた社会的なトレンドも利用しましょう。

 

4. 技術Technology

技術的なトレンドは他の3つと比べて簡単に予想できます。なぜなら他の3つはときどき前時代的な動きをすることがあるのに比べて、技術革新は常に未来を見据えているからです。ただし大きなインパクトを持つので、乗り遅れると痛手をこうむる可能性があります。スマートフォンやAI、インターネットなどの普及によってビジネスの形は180度変わりましたよね。それだけのインパクトがあるのです。

テクノロジーの現在と未来については「ガートナーのハイプサイクル」を参考にするといいでしょう。「ガートナーのハイプサイクル」とは、アメリカのガートナー社が全世界に向けて年に一度発行するグラフ指標です。各テクノロジーを「黎明期」や「啓蒙活動期」「安定期」などに分けて紹介することで、テクノロジーのトレンドを俯瞰的に解説してくれます。

 

 

PEST分析で「次のトレンド」を予測

例えば車の自動運転がレベル5になると、全ての車が時速100キロ超で疾走する可能性があるそうです。自動で事故を回避してくれるのですから、当然といえば当然でしょう。すると渋滞もできにくくなりますよね。こうした未来をイメージしたときに、いったい何が必要になるのか、どのようなデメリットが生まれるのかを考えることで「未知のサービス」が少しずつ鮮明になります。

時代にフィットするビジネスアイディアが生まれたら、ビジネスモデルキャンバスやリーンキャンバスを使ってビジネスモデルの全体を構築していきましょう。

Bizmapでは以下のリンクから誰でも簡単にビジネスモデルキャンバスやリーンキャンバスをつくれますので、ぜひお気軽にご利用ください。

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